Huluなどの動画配信サービスをテレビで見るのに便利なAmazon Fire TV。
Fire TVにはスタンダードな「Fire TV」とスティック型の「Fire TV Stick」の2種類があります。
Fire TVの購入をお考えの方の中には、「Fire TVとFire TV Stickのどちらを買えばいいかわからない」という方も多いです。
そこでこのページでは、Fire TVとFire TV Stickの価格・性能の違いとどちらを買うのがおすすめかを解説します。
ちなみに、Amazon Fire TVでできることや使い方などの基本事項は以下の記事で解説していますので参考にどうぞ。
⇒Amazon Fire TVとは?できること・価格・評判まとめ!
目次
Fire TVとFire TV Stickの違い
できることはほとんど同じ
Fire TVとFire TV Stickの違いを説明する前に、「Fire TVとFire TV Stickでできることは違うのか?」という点を解説しておきます。
結論から言うと、Fire TVとFire TV Stickでできることはほとんど同じです。
どちらを使っても、Hulu、Amazonプライムビデオ、dTV、U-NEXT、Netflix、DAZNなどの動画配信サービスをテレビで見られます。
価格やスペックの差はありますが、できることはほとんど変わらないと覚えておきましょう(Fire TVは4K画質の動画を見られるという違いはありますが)。
価格・スペックの比較
「Fire TV 4K」と「Fire TV Stick」の価格・スペックの違いを見てみましょう。
Fire TV | Fire TV Stick | |
---|---|---|
価格(税込) | 8,980円 | 4,980円 |
サイズ | 65.0 mm x 65.0 mm x 15.0 mm | 85.9 mm x 30.0 mm x 12.6 mm |
重量 | 87.1g | 32.0g |
解像度 | 最大60fps・4K Ultra HD | 最大60fps・1080p |
HDR-10対応 | あり | なし |
プロセッサ | クアッドコア 1.5 GHz | クアッドコア 1.3 GHz |
メモリ | 2GB | 1GB |
ストレージ | 8GB | 8GB |
音声認識リモコン | あり | あり |
音声認識付きリモコンアプリ | あり | あり |
オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Audio |
Wi-Fi | デュアルバンド、デュアルアンテナ 802.11ac (MIMO) | デュアルバンド、デュアルアンテナ 802.11ac (MIMO) |
ミラーリング | なし | あり(モバイル端末によっては別途対応するアプリが必要) |
表を見てわかるように、Fire TVはハイスペック、Fire TV Stickはリーズナブルなのが特徴です。
特に大きな違いは、価格と4K画質に対応しているかどうかですね。
それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
性能の良さがウリのFire TV
Fire TVは高性能なのがウリのモデルです。
価格が8,980円(税込)と高めですが、その分スペック面ではほぼ全ての項目でFire TV Stickに勝っています。
Fire TVの最大の特徴は、解像度が最大60fps・4K Ultra HDで4K画質に対応している点です。
Fire TV Stickは4K画質に対応していないので、大きな違いと言えます。
4K画質の動画をFire TVで見ると、Fire TV Stickで見た場合よりもさらに鮮明で臨場感のある映像を楽しめます(お持ちのテレビが4K対応テレビの場合ですが)。
また、プロセッサの性能やメモリの容量もFire TV Stickよりも優れています。
そのため、処理速度が早く動作が快適で、リモコンを押した時の反応も非常に早いです(Fire TV Stickでも十分サクサク動いて快適なので、そこまで大きな差があるわけではありませんが)。
さらに、Fire TVは「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」という高音質オーディオシステムに対応しているのも◎!
迫力のある音質でさらに臨場感が高まります。
商品の性能面ではFire TV Stickよりも確実に優れているので、価格よりも性能を重視したい方や4K画質の動画を見たい方にはFire TVがおすすめですね。
リーズナブルな価格が魅力のFire TV Stick
Fire TV Stickは価格が4,980円(税込)とリーズナブルなのが最大の魅力です。
Fire TVと比べると価格が4,000円も安く、ほぼ半額近いのでコスパ抜群です。
「価格が安い分性能が悪いんじゃないの?」と疑っている方が多いと思いますが、安くても十分な性能があり快適に使えます。
動画の読み込みが遅くなることもなくスムーズに見られますし、リモコンの反応も早くサクサク動きます。
もちろん、Fire TVと比べるとほんのわずかにレスポンスが遅いこともありますが、実用面で不満に感じることはほとんどないはずです。
安価でも実用性ではFire TVとほぼ遜色のないクオリティがあるFire TV Stickですが、唯一の大きな欠点は4K画質に対応していないところです(4K画質に対応しなかったおかげでこれだけ価格を安くできたとも言えますが)。
4K画質の動画を見たい方にとっては、いくら安くても4K画質に対応していなければ意味がありませんので、そういう方はFire TVを選びましょう。
ただし、現状では4K画質の動画は少なく、しかもお持ちのテレビが4K対応テレビでなければそもそも4K画質で見られませんので、4K画質に対応していないというのはそこまでデメリットではないとも言えます。
価格が安いメリットの方が大きいと思う方も多いでしょう。
実際、多くの方はFire TV Stickを選んでおり、Fire TVよりも断然人気が高いです。
しかも、Fire TV Stickは4K画質には対応していませんが、フルHD(フルハイビジョン)対応なので画質も十分キレイです。
フルHDはブルーレイ並の高画質なので地上波放送よりもキレイな映像で楽しめますよ。
4K画質で見たい方以外には、安価で性能も十分なFire TV Stickはとてもおすすめです!
Fire TVとFire TV Stickはどっちがおすすめ?
基本的にはFire TV Stickがおすすめ!
「Fire TVとFire TVは結局どっちがおすすめなの?」と気になる方も多いですよね。
それぞれにメリット・デメリットがありますので「絶対にこちらにすべき!」と言うのは難しいのですが、基本的にはFire TV Stickがおすすめです。
Fire TV Stickがおすすめな理由は、
- 4,980円と価格が安くコスパが良い
- 低価格の割に性能も申し分なく実用面での不満もない
という2点です。
Fire TV StickはFire TVよりも価格が4,000円も安いのは大きなアドバンテージです。
誰だって極力お金はかけたくないですからね。
コスパの良さではFire TV Stickが断然勝っています。
安いだけでなく、性能も十分満足できるレベルです。
読み込みはスムーズで操作も快適なので、HuluやAmazonプライムを見るうえでストレスを感じることはほぼないと思います。
価格と性能のバランスを考えると、Fire TV Stickの方がおすすめと言えますね。
4K画質の動画を見たい方・性能にこだわる方はFire TVがおすすめ!
基本的にはリーズナブルなFire TV Stickで十分なのですが、
- 4K画質の動画を見たい
- 安さよりも性能にこだわりたい
という方にはFire TVがおすすめです。
Fire TV Stickは4K画質に対応していませんので、4K画質の動画を見たいなら必ずFire TVを選びましょう。
4K画質ならよりキレイで迫力ある映像を楽しめるので、4K対応テレビをお持ちの方にはおすすめですね。
また、価格が高い分プロセッサ、メモリ、オーディオなどのスペック面はFire TVの方が優れていますので、安さよりも性能にこだわりたい方はFire TVを選ぶ方が満足度は高いと思いますよ。
まとめ
Fire TVとFire TV Stickには、
- Fire TV⇒価格は高いが高性能で4K画質対応
- Fire TV Stick⇒価格が安く性能も十分満足できるレベル
という違いがあります。
スペック的にはFire TV Stickで十分なので、基本的には価格が安いFire TV Stickがおすすめです。
ただし、4K画質の動画を見たい方や性能にこだわりたい方はFire TVを選びましょう。